金八先生

録画していた『3年B組金八先生』の最終話を観る。
今回はドラッグを題材として、いつになく重い内容だった。
どう最終話をつなげていくのかと思ったが、やっぱり現実的な方向での終わり方だった。
もう少しドラマ的に盛り上げてもいい感じもしたが、そういうのが現実だよ、という認識をさせる意味でもよかったのではないだろうか?
最終回の名物である金八先生贈る言葉
自分が卒業するときも、先生からああいう感じで一言ずつあれば、きっと泣けたのだろう。
私も小、中、高、大と4回ほど経験してきたが、卒業の時に教師の言った言葉で記憶に残っているのは、「これまでいろんなことを教えてきたが、これからはお前たちが俺に教えてくれる番だ」という言葉だ。
今思うと、その先生も実は生徒を卒業させるのは、初めてだったらしい。
大学ともなると、卒業式自体はほとんど記憶がなく、謝恩会での同級生のカクテルドレスや教授との懇談だ。
まぁ、人生において「師」と呼べる人に出会えるかどうかは運のようなものだろう。
一度、金八先生に「言葉」について教えてもらいたいものだ。
舞台となっている学校は閉鎖されたが、できることなら今後も金八先生という番組は続けていって欲しい。