サンパウロVSリバプール

世界クラブ選手権の決勝は、結局通常のトヨタカップのように南米チャンピオンVSヨーロッパチャンピオンの対戦となった。
サンパウロVSリバプールだ。
過去のトヨタカップの成績では、サンパウロトヨタカップでは常勝、リバプールは常敗である。
しかし、今回のリバプールはこれまでと違い(多分)、攻撃力はあるはず。
試合開始早々、モリエンテスのヘディングシュート。
これがはずれるが、いいすべりだし。
と、思いきや、サポーターがグラウンドに乱入。
5分程度の中断と相成った。
日産スタジアムは、サッカー専用ではないため、早々グラウンドに入ることなんぞできないはずなのに、いったい警備員は何をやっているのか、と問いたいところだ。
さすがに南米と欧州のチャンピオン同士の戦いである。
一進一退の攻防であるが、一瞬の間隙をぬってサンパウロが先制点をあげる。
後半はリバプールの猛攻である。
サンパウロはほとんど防戦一方、カウンター一発のような試合展開。
オフサイドに嫌われ、結局1点にリバプールは泣く羽目になった。
最終的に、第1回世界クラブ選手権の覇者は、サンパウロFCとなった。
思いのほか、チケットは売れなかったらしいが、全体的にそこそこ面白い試合だったと思う。
来年は是非とも、Jのチームが出場して欲しいものである。