デスノート the Last name

インフルエンザにかかってしまい、ひたすら寝ている。
とはいえ、土日に比べると幾分か熱は下降傾向。
なので、昼食の際に先日届いたDVDの中から『デスノート the Last name』を観る。
前編はTV放映分を観ていて、子ども騙しと思っていたが「そこそこイケるやん!」という評価だった。
原作とも違うと言われている結末は楽しみで、どう話をまとめるのかが腕の見せ所というところだろう。
前作と違い、話のテンポが速い。
ストーリーを進行させるため、弥海砂夜神月を発見するシーンなどアッという間。
第二のキラの出現、第三のキラと話がスピーディーである。
この話の展開はある程度原作を読んだことがないと、いろいろな伏線が噛み砕けないまま、進んでいくのでちょっとシンドイかもしれない。
とはいえ、私自身は当然原作は全て読破しているので、何の事はないし、新たなストーリー展開が楽しい。
何よりも松山ケンイチ扮するLがクリソツなので、それだけでいい感じだ。(笑)
今回、久しぶりに原作ありの日本映画でかつ、ラストを変更して、秀逸だ、と思った。
というか、こういう終わらせ方でないと、逆にうまく〆にならない。
個人的には今回のこの『デスノート the Last name』は高評価である。
但し、原作を読んでおかないとついていくのが厳しいかも、という点は、やはりおしいところだ。
割と、原作付きのものは、原作とは別扱いで考えた方が妥当だが、今回に限っては映像化した、といっても嘘にはならない。
ま、人によってはやっぱり原作だよな、という人もいるだろうけどね。

DEATH NOTE デスノート the Last name [DVD]

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