日本代表VSイタリア代表

アテネオリンピックのサッカー男子で一番勝つのが難しいと思われていた対イタリア戦。
前試合のパラグアイに負けてしまったために、この試合に負けると3試合終了する前にメダルはおろか、決勝トーナメント進出が消えてしまう。
そういった背水の陣の日本サッカー男子。
しかし、試合開始僅か3分で1点を失ってしまう。
パラグアイ戦に続き、開始早々の失点。
ただ、このシュートがゴールに決まったのは仕方なしか。
さらに、8分にあれほどピクシーも要注意と言っていたジラルディーノに追加点を許してしまい、非常に苦しい展開となった。
阿部のFKで1点差に詰め寄るが、さらにジラルディーノによる追加点を許してしまい1−3。
後半の日本は非常に攻勢だったが、あと1歩のところで点が取れない。
終了間際のロスタイムに1点返すのがやっとで、ついに日本は最終戦のガーナ戦を待たずとも、アテネオリンピックの予選で姿を消すことが決まった。
今回の失点の3点はどれも決定的な得点のため、如何ともしがたい。
逆に、日本は点が取れるはずの状況で点が取れていない。
この差が結果として、跳ね返ってきたのだろう。
よく「決定力不足」というが、まさにその一言につきる。
運も味方につける必要はあるだろうが、地道にシュート精度をあげていくしかない。
それしか、ドイツW杯に通じる道はない。