セルビア・モンテネグロVSオランダ

いやはやC組の試合は面白い。
どのチームの対戦をとっても、どちらが勝つかわからないのが楽しい。
一応、期待しているのは日韓W杯には出場できなかったオランダ。
トータルフットボールという言葉を具現化したチームである。
今回対するは旧ユーゴスラビアセルビア・モンテネグロ
ヨーロッパのブラジルと昔は言われていた国であるが、さて今ではどうだろうか?
オランダは両翼の快速ウイングが売りである。
特に、左サイドのロッベンのスピードは尋常ではない。
まぁ、日本でいえば、野人・岡野みたいなものか。
岡野と大きく違うのは、テクニックもあるところだろう(笑)。

個人的にはオランダが抜きんでて欲しいので、是非とも勝って欲しいのだが、簡単には勝てないとは踏んでいた。
しかし、今日のロッベンは切れまくり。
切れまくりだし、終始走りまくり。
フルタイム出場でもあそこまで走りまくれるというのは並みのスタミナではない。

前半、うまく抜け出たロッベンがスピードでDFをぶっちぎって先制ゴール。
結局、その1点をなんとか守り通したという感じか。
セルビア・モンテネグロはピクシー級の選手を入れないとちょっと厳しいかな、と感じた。
ただ、後半の怒涛の攻撃は観ていて楽しかった。
セルビア・モンテネグロは後がないだけに、次のアルゼンチン戦は総力をあげてくるだろう。
そういった意味でも楽しみである。