チェコVSイタリア

グループEで唯一見たかったチェコとイタリアの一戦。
一応、グループリーグでの最終戦のため、この試合で決勝トーナメントに進めるかどうかがかかっている。

カテナチオと言われていたイタリアの堅守はそこそこはあるが、昔よりも攻撃重視ではある。
今回のイタリア代表にはフィリッポ・インザーギが復活しているのもちょっと目玉だろう。
チェコネドヴェドを中心としたそつない攻撃だが、前の試合のガーナ戦で0−2と手痛い敗戦を喫している。
どちらにせよ、このグループEは混戦模様で勝ったチームが決勝トーナメントに進めるというわかりやすい状況になっている。
やはり国際大会での経験値が上なのか、イタリアが先制すると、チェコも猛反撃を試みるがなかなか点に結びつかない。

後半、満を持して(?)、フィリッポ・インザーギが登場。
どフリーでのヘディングをはずしてしまい、大丈夫かと思ったがうまい飛び出しでピッチを独走。
最後はGKをかわして、無人のゴールへシュート。
決定的な2点目をゲットし、イタリアがチェコを下したのである。

試合終了後のネドヴェドに対して、セリアAで活躍するいろんな選手が声をかけているのがなんだか寂しい感じがした。
残念ながら、この敗戦でチェコはグループリーグ敗退が決定したのである。