イングランドVSポルトガル

ベスト4をかけて、7番のキャプテン同士が激突。
もちろん、ベッカムフィーゴだ。
ポルトガルはデコが出場停止なのが痛い。

どちらも、慎重な試合運び。
似たチームと言える。
イングランドポルトガルサイドアタッカーが非常に強いチームであるが、この試合ではポルトガルが3トップに対して、イングランドルーニーのみの1トップである。
均衡した試合運びであったが、後半早々にベッカムが足を痛めて交代。
その後、起点を失ったことが災いしてか、ルーニーも下がり気味。
これが裏目にでてしまったのか、ファールを取られた際に、ちょっとイザコザが発生し、ルーニーは一発退場。
ここでイングランドの命運はつきたと感じた。
感覚的にはフランス大会のベッカムが一発退場を食らった時と同じである。
オーウェンが怪我で離脱し、ルーニーが退場となってしまった以上、残るは長身クラウチである。
しかし、クラウチは足技が今ひとつ。
ということで、当然ポストプレーヤーとなり、ジェラードやランパードの飛び出しに期待するしかないのである。
しかし、その思いもはかなく、両チームとも決定力のなさでPK戦に突入。
ポルトガルのキーパーの前にイングランドはまたもやベスト8で姿を消すことになったのである。