ドイツVSイタリア

ベスト4ともなると、観たい試合のオンパレードである。
眠いのを押して、早起きして試合に臨む。
準決勝の初戦はドイツVSイタリアである。
この試合は1点をもぎ取った方が優位に試合を進められるため1点を取りにいくがなかなかゴールをこじ開けることができない。
後半に入ると運動量が落ちたせいか、前半ほどの攻守の入れ替わりの激しさはないが、やはりミスは許されない状況である。
結局、ドイツは準々決勝に続いて、延長戦に突入である。
そして、劇的な幕切れは訪れた。
延長後半、それもあと1〜2分で試合が終了するという時点で、イタリアがついにドイツから先取点を奪ったのである。
こうなるとドイツは有無を言わさず点を取りにいかなければならなくなり、前掛かりにならざるを得ない。
そこでジラルディーノの飛び出しと、交代で入ってきたデルピエロが突進し、2点目を奪取。
これでドイツの命運はつきた。
ほんの僅かなほころびから2失点である。
あと1〜2分。
たったこれだけで2失点できてしまうのがサッカーの怖いところである。
これによりイタリアはさらに勢いづいた感じである。