ポルトガルVSフランス

もう1つの準決勝のポルトガルVSフランス。
元チームメイトであるフィーゴVSジダンである。
W杯開幕後はあまりいいところがなかったジダンであるが、徐々に輝きを取り戻してきて、ついにここまで上り詰めてきた。
98年のフランスW杯を思い出してしまう。
ちなみにこの当時のジダンは今よりは髪の毛があったなぁ...(笑)。
昨日のドイツVSイタリア同様攻守の入れ替わりが激しい。
しかし、シュートまで持っていけない両チーム。
この試合も1点勝負の様相を呈してきた。
そんな中、アンリがペナルティエリア内で倒され、PKをゲット。
リプレイで観ると、ちょっと微妙な気はするが審判は絶対だ。
これをジダンがきっちり決め、先取点を奪う。
ポルトガルは点を取らないと負けてしまうため、果敢に攻めるも点を奪うことができない。
唯一、豪快なシュートにフランスGKのバルテズがはじいたボールをフィーゴがヘッドで合わせたシーンが唯一の得点シーンだったと思う。
あれが入っていれば、と思うが残念ながらゴールマウスの枠の外だった。
おそらく、軽く合わせるだけでも入ったと思われるのだが、やはり焦りがあったのだろうか?
結局、フランスはジダンのPKの1点を守りきり、決勝へコマを進めたのである。
なお、私の試合を見た限りでは、どちらが勝ってもおかしくない試合だったと思う。
惜しむとすれば、ポルトガルに絶対的なストライカーがいなかったことだろう。
ともあれ、決勝はイタリアVSフランスという好カードとなった。