どろろ

結構、仕事で疲れ気味だったし、昨日で一段落したので会社を休んだ。
ということで、1年振りに映画館に足を運ぶ。
でも、観たい映画がないのが玉にキズで、結局チョイスしたのは巨匠・手塚治虫原作の『どろろ』。
実写化不可能と言われた作品だ。
誰が実写化不可能と言ったのかは定かではないが...。

明日ならば映画の日ということで、1000円で観ることができるが今日は月末。
とはいえ、通常料金を払うのはバカらしいので、昨日のうちのネットで事前調査。
結局、MOVIXがモーニングファーストショーということで、1200円で鑑賞できるらしい。
一番、最寄のMOVIXはというと...昭島だった。
ということで、昭島なんかで下車するのは何年振りだろうか...。
平日の朝ということもあり、MOVIXの前には人が少ない。

MOVIX昭島

MOVIXの中も人がすごく少なかった。
ということで、ゆったりと映画を観ることができた。
で、『どろろ』である。妻夫木聡柴咲コウ主演である。
父親に魔物との交換条件で身体の48ヶ所を奪われて、それを取り戻していくような話である。
...がっくし、とほほ、である。
久しぶりに観ている最中に眠くなってしまった映画である。
まぁ、日頃の疲れもあるし、眠かったというのもあるが、それでも目を引く作品であって欲しかったのが本音である。
そんなに悪いとは思わないのだが、どうもしっくりこない。
日本が舞台なんだけど、日本らしくないというか...。
さらに、魔物のキャラクターがちゃち過ぎて、おいおい、と思ってしまう。
別に魔物がちゃちいからダメと言っている訳ではなく、なんというか言葉に表せないんだなぁ、これが。
この作品のよいところをしいて言えば、中井貴一かな、という作品。
これなら、『ゲゲゲの鬼太郎』の方がハジケテる分いいんとちゃうか、と思ってしまう。