機動戦士ＺガンダムII 恋人たち

先日、『星を継ぐ者』を観て、即座に劇場版二作目を観る。
当時、フォウ・ムラサメというキャラクターが好きな人が多かったが、私もそのうちの一人だった。
そのフォウ・ムラサメの声優は島津冴子からゆかな、という方に代わった。
かなり問題にもなったが、客観的に観た（聴いた）限り、ゆかなという声優自体は悪くはない。
あくまで、島津冴子のフォウ・ムラサメが好きだったということだろう。
それはともかく、二作目である。
友人のＯ氏がコメントくれていたけど、やっぱり観ない訳にはいかんだろう。
で、観たけれども．．．すみません、何観ているのかわからなくなりました。
自分がバカなのかもしれませんが、話に追いつけません。
『星を継ぐ者』も展開のスピーディーさにはかなりびっくりしてたけど、一応まとまってはいた。
しかし、今回の作品は、もはやその域を超えた展開スピード。
そのスピードゆえ、登場人物の取り扱いが軽すぎて軽すぎて。
その影響もあり、何ゆえその登場人物が必要だったのかもわからずじまい。
ロザミア・バダムもちょっぴり出たけど、いったい何のために出てきたんだ？という．．．。
１年戦争の英雄のアムロ・レイですら、あっさり劇中から消えていく運命。
そりゃないべ。
そもそもアムロ・レイのミッションが何だったのかすらわからん。
重要キャラクターであるフォウもまた．．．。
こりゃ、初めてＺガンダムを観る人には辛かろう．．．というか、観たことある人でも辛いんだけど．．．。
こういうスピーディー展開にするのであれば、いっそのこと部分的にバッサリ落として見せたいところだけを克明に描いた方が重みが出そうなんだけどなぁ。
まぁ、あまり期待せずに３作目を観ることにしよう。

機動戦士ZガンダムII -恋人たち- [DVD]