ダヴィンチ・コード

ウエストミンスター

ふと映画が急に見たくなって、昨年買ってから未視聴だったトム・ハンクス主演の『ダヴィンチ・コード』を観た。
まぁ、サスペンス調のものが観たいというのもあって選択した。
監督は私の好きなロン・ハワード
「原作を読まないとわからない」と言われたりもしたけれども、ストーリー展開には一応ついていけるような作品になっているし、テンポよく話が進むという点ではロン・ハワードは見事だと言いたい。
但し、サスペンス、というとちょっと語弊があり、犯人が誰かも分かってるし、黒幕も誰か推測できてしまう。
私はすっかり予告で騙されていた。
てっきり、ダ・ヴィンチが絵画の中に残したという謎を解く、という話かというとそうではなく、ダ・ヴィンチの絵画に帰結する、という話だった。
作品の雰囲気もいいし、先にも書いた通りテンポもいいので、鑑賞には堪えられるのだが、いかんせん自身とは無関係の宗教の話がベースになっているため、その部分だけはなぁなぁでおざなりである。
端的にいえば、「だからどうした」なのである。

そういえば、イギリスに行った時に見たウエストミンスターが出ていたので、ちょっと嬉しかったりした。(笑)