寸又峡旅行(2日目)

これがアプト式

寸又峡旅行の2日目は、寸又峡の宿を後にして、再度バスに揺られながら千頭駅に向かう。
道中、工事用のトラックと対峙したため、なんとバスは上り坂にも関わらず、一定距離をバックした。
直線ならまだしも、うねうねうねった山道なので、このバスの運転手には感嘆の声があがった。

ほどなくして、千頭駅に着くと、そのまま井川線へ進み、あぷとラインの電車に乗り込む。
あんまり人が乗らないのかと思いきや、出発までにはほとんど満席状態である。
まぁ、1車両が小さいのでそんなには人数は乗らないのだが。

ちなみに、このあぷとラインは日本で唯一、日本一の急勾配の鉄道であり、千頭川根両国間でDB8型機関車で牽引するというものである。
とはいえ、私も鉄道オタクではない。

こういうシーンは格好いいね

カミさんが車両についている形式のスロフ300」ってZくんなら知ってるかなぁ?と聞いてきたので、メールで問い合わせる。
寝ていた友人のZ氏から連絡が来たのは夕方だったが、一応解説がついていた。
「おぉ!さすが!」と思ったら、どうやら調べたらしい。
ま、いいんだけど。(笑)
結局、終点の井川駅までは途中下車はせずにずっと車両に乗りっぱなし。
しかし、終点の井川駅は...はっきり言って何もないねー。
小さいお土産屋さんとちょっとした食事ができる程度で、帰りの電車を待つだけという感じ。
ともあれ、ここは標高686mだそうだ。
駅の下には道路が走っており、ツーリングのバイクなどが走っていた。
とりあえず、ここでさくっと蕎麦を食べて、ささっと時間を潰す。

南アルプス表登山口

ほどなくして、帰りの電車である。
結局、行きと同じ座席に座って帰路につくのである。
進む方向が違うだけで、はっきりいって行きと同じである。
さすがに我が子も飽きたらしく、持参のミニカーで遊び始めてしまった。(笑)
ちなみに、全く関係ないが、我が子が遊んでいるミニカーは非売品のクロネコヤマトのミニカーである。
ただそれだけなんだけど...。(笑)

行きと帰りが一緒ということなので、当然のようにカミさんも我が子もついには寝てしまった。
千頭駅に到着すると、再度SLに乗って新金谷駅に向かう。
ちなみに、行きと違ってSLの連結は逆向きである。
簡単にいえば、先頭車両のSLは逆走していると思ってもらえればよい。
とはいえ、乗っている自分たちにはそんなものは見えないのだが...。
新金谷駅に着いてからは、ちょっとお土産を物色。
我が子がSLの玩具を欲しがった。
プラレールにしておけば、後々の発展につながるのだが、我が子はかたくなにマルカの「レールタウン」という種類の「D51汽車ぽっぽ」を欲しがった。
まぁ、いいや、ってことで購入。
あとは一路、東京へ向けて帰ったのであった。
帰りもほとんど渋滞もなく、楽に帰ることができた。

さすがの我が子も飽きたらしい