エイリアンVS.プレデター

ずっと観たみたいと思っていた『エイリアンVS.プレデター』をやっと観ることができた。
言わずとしれたエイリアンとプレデターが激突するという、まるで『13日の金曜日』のジェイソンと『エルム街の悪夢』のフレディが激突するような作品。
作品的には何だろうなぁ、ホラーでもないし、アクションかと言われるとアクションでもない。
さすがに作品的に脚本がしっかりしていないと、前提条件でコケてしまうので、そこはしっかり描いたようである。
とはいえ、やはり単純な娯楽作となってしまっている感がぬぐえない。
後半の方になるとプレデターも単なる人間状態で、会話できないからジェスチャーで意思疎通をはかろうとしている。
打ち解けてしまうのはダメだろう...この辺からちょっと何だか笑いネタっぽい感じがしてきた。
結局、既存のエイリアンと既存のプレデターが作り上げてきたキャラクターをそのまま使っているだけで、真新しさが感じられないのである。
とはいえ、エイリアンもの2作品のいいとこを一度に見ることができるという点ではいいかも。